プロジェクト|東京大学大学院新領域創成科学研究科 海洋技術環境学専攻

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より安全で高効率なシステムを実現するデジタルツイン技術

海上輸送や海洋開発を支えるシステムは、自動化や脱炭素化にともなってますます複雑なものになっています。また気候変動により厳しい海象の出現頻度が高くなっています。これらのことで不確実性がますことにより、運航や運用の難易度が高まっていきます。不確実性を減らし、運用における意思決定を支援する方法としてデジタルツインが様々な業界で注目されています。

デジタルツインとは、現実空間における”モノ”からIoTによって得られる情報をもとに、AI・データ同化技術を用いてサイバー空間内に現実の状態を再現した双子のようなモデルを作り出す技術です。デジタルツインによって、現在の状態を把握し、より正確に未来を予測することが可能になるため、より現実に即した安全で高効率な意思決定が可能になります。本研究では、船舶や洋上風力発電などの海上輸送・海洋開発に関わる機器・構造物のデジタルツイン実現を目指し、センサを用いたモニタリング技術・データ同化手法による状態推定技術・デジタルツインシステムを実現するためのプラットフォーム”i-SAS”の研究開発に取り組んでいます。



i-SASにより開発された模型船のデジタルツインシステム

i-SASにより開発された模型船のデジタルツインシステム

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