学生・若手研究者受賞研究紹介
2020年10月8~9日にオンラインで開催された電子情報通信学会・光ファイバ応用技術研究会 (OFT) において、博士後期課程2年の小林真輝人が、学生ポスターセッションの奨励賞 (最優秀賞) を受賞しました。
ライザーのような海洋で使用される大型の線状構造体では、構造やシステムの健全性を保全するために、変形を継続的にモニタリングすることが有用です。
本研究では、内視鏡などの医療機器を中心に研究が進められているマルチコアファイバ (複数のコアを持つ光ファイバ) を歪みセンサとして利用し、マルチコアファイバ自体の形状を同定する技術を、大型の線状構造体に適用する検討を行いました。実験では、直径1.0 mと1.9 mの円と直線からなる形状の同定に成功しました。
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東京大学大学院新領域創成科学研究科
海洋技術環境学専攻
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