#

プロジェクト

Projects

メタンハイドレート開発坑井周辺物質流動解析法の開発・貯留層特性に応じた生産挙動評価

  • 佐藤 徹教授、今野 義浩准教授
 我が国周辺海域のメタンハイドレート層から相当量のガスを生産する大量生産技術を開発するため、本委託研究は、細粒砂が骨格砂の孔隙に蓄積したり、ハイドレート分解ガスによってハイドレートが再生成したりすることによる浸透率低下を再現するマイクロスケールシミュレーターを開発し、実験結果と比較、検討することにより、流動閉塞現象のメカニズムの解明を試みています。

 さらにメタンガスを安定かつ安全に生産するためには、生産に伴う坑井近傍の地層変形を定量的かつ高精度で解析する必要があります。砂泥互層を成すメタンハイドレート層の力学挙動を検討するため、砂泥界面におけるせん断応力によって泥層が徐々に浸食されていく過程を再現する、水、ガス、移流細粒砂および剥離した泥粒子の流動現象を記述する流動解析シミュレータを開発しています。

 また、実フィールドの特性を反映した貯留層モデルを構築し、実規模の生産挙動予測シミュレーションを行うことで、貯留層特性に応じた最適な生産増進手法の検討を行い、生産性の評価を実施しています。

図1 骨格砂の孔隙間を移流する細粒流砂(左)と気液二相流(右)
図1 骨格砂の孔隙間を移流する細粒流砂(左)と気液二相流(右)
図2 砂層中にハイドレートが再生成していく様子の計算結果
図2 砂層中にハイドレートが再生成していく様子の計算結果


前の記事へ 次の記事へ

ページの先頭へ