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プロジェクト

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ASIAQ: The Arctic Science IntegrAtion Quest

  • 村山 英晶教授、山口 一教授、早稲田 卓爾教授、林 昌奎教授、巻 俊宏准教授、和田 良太講師、菊地 隆客員教授
スウェーデン研究・高等教育国際協力財団(STINT)国際化プログラムのための戦略的助成(2017~2020年度)
北極域を対象とした国際的異分野連携共同研究・教育のためのコミュニティの構築


 北極域を取り囲むスウェーデン、米国、ロシアの大学と協力し、物理科学の研究、新技術の開発、医療・衛生分野の研究のほか、さらに極地・伝統社会文化的知識も加え、それらを融合させながら北極科学の知識を拡張する取り組みを企画し、それを持続させるための国際的共同研究・教育の枠組みを構築しようとするプロジェクトです。

 現在、北極域はグローバルな気候、経済、政治に影響を与える劇的な変化を経験していると同時に、北極の先住民やそこにあるコミュニティに対しても大きな影響を及ぼしています。したがって、北極域の環境、特に水の安全を保障するという大きな課題に直面したとき、それに対する責任を北極の人々に限定せずに、急速な変化に対処するための国際的な協力と行動が必要と言えます。

 このプロジェクトでは、北極域を健全な形で将来の世代に引き渡すために、学際的異分野連携による共同研究・教育プロジェクトの実施、それを引き継ぎ将来を担っていく若手研究者たちのためのネットワークの構築、そしてそれらによって生まれる新しい科学的知識の共有・啓蒙活動が欠かせないと考えています。各国・各分野で活動する研究者たちが「水」を中心テーマとして結びつき、北極域の生態系や住民が直面している本質的な課題に取り組みます。東京大学は、歴史ある日本の極域研究の一拠点として、また本プロジェクトの主要パートナーとして国内研究者を取りまとめ、共同研究・教育プロジェクトの立ち上げ、若手研究者ネットワークの構築に向けて活動を始めました。

 人類の持続的発展に重要な意義を持つ科学的・技術的研究課題に対する新たな学際的アプローチを見出し、解決に向けて国際的な研究者チームの一員として貢献したいと考えています。

北極域の氷山(山口撮影)
北極域の氷山(山口撮影)


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