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海洋環境観測学


海洋地球研究船「みらい」(2016年北極海航海より)
海洋地球研究船「みらい」(2016年北極海航海より)

海洋地球研究船「みらい」によるCTD/採水観測(ベーリング海峡)
海洋地球研究船「みらい」によるCTD/採水観測(ベーリング海峡)

地球温暖化の影響により急速な変化が進行している北極海の海氷及び海洋物理学的な変化のStatus (実態)とTrend (変化の度合い)を明らかにする研究を行っています。

北極海の海洋環境の変化、特に海氷の急速な減少、は地球温暖化の最も顕著な兆候の一つとして、良く知られています。例えば夏季海氷面積は急速な減少を続けており、このままのペースでいけば2030年代後半には北極海は夏季に海氷がない季節海氷域になることが示唆されています。そしてこのような海洋環境変化は、北極海航路や海洋資源の開発、観光、原住民の生活への影響などのさまざまな観点から、科学的のみならず社会的にも大きく注目されています。
本研究室では、北極海の海洋環境の変化の実態とその要因を、主に観測的手法から明らかにすることを目的としています。現在進行している北極海の海氷減少は、気象条件の変化とともに、海洋の熱・淡水の輸送や収支と密接に関係していると考えられます。国際共同プロジェクトで行われる海洋地球研究船「みらい」や砕氷船による北極海での航海により、北極海の物理・化学環境に関する貴重且つ高精度の観測データを得ることが可能となります。また係留系による観測により、変化の鍵となる海域における通年時系列観測データを得ることができます。これらの観測データを元にして、海氷減少とそれに伴う海洋環境の変化や、北極の環境変化に重要な役割を果たす重要なプロセスを明らかにします。




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